株式会社 日鰻

山田賢一社長 写真 株式会社日鰻は、2018年12月19日をもって大新グループの一員となりました。「安全・安心」にこだわった鰻を育て、株式会社大新は「じっくり焼き」にこだわった蒲焼にしてお客様のもとへ販売するという「一元管理」、「一貫生産」が可能になりました。
 弊社は大新グループに加わったことで、今まで以上にシラス池入れから養鰻、加工、販売の一体化が実現し、きめ細やかなサービス、管理、運営を確立することができました。
 これからは、グループ力を生かして、「一元管理」を更に進化させ、消費者の皆様方へご満足いただける鰻をご提供していきたいと思っています。

取り組み

高濃度酸素装置

 この高濃度酸素装置という装置を使用することにより養殖池水底部付近の溶存酸素飽和状態を創出し、好気性微生物群の活性を促進します。池の環境状態が良好に保たれ鰻の成長も早まります。

 

 

独自配合の飼料を開発

 近年養鰻業は、稚魚や飼料、重油等の価格が高騰する中、コスト削減が重要課題となっています。日鰻では、魚粉含有量を55%減らした独自配合の飼料を開発使用することで、コスト削減を実現しながらも身質は変わらない鰻を育てることに成功しました。

 

シラス「鰻完全養殖」

将来の「鰻の食文化」「養鰻産業」のことを考え、「鰻完全養殖」に2018年3月から独自に取り組みを開始し、誘発採卵に成功しました。

養鰻池

大隅の豊かで清冽な水で鰻を育てています。水温はボイラーで調整しています。鰻を育てるには「水を作る」工程が欠かせませんが、ここ株式会社日鰻の水は軟水なので「水を作る」のに適しています。この池で、給餌、分養、出荷まで行っています。